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既存のHDDを残したまま、SSD&メモリ増設計画②全手順について

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  SSDとメモリの増設計画のうち、②で残した課題があった。それは、SSDとHDDが一つのパソコンの中で共存するのに、メモリの優先順位があやふやになったままであるということ。  一応あの青い画面↓ のところで起動するメモリの優先順位を設定したりしたけど、やはりパソコンを使っていくうちに、スリープするたびにSSDとHDD、どちらかが勝手に優位な方へ切り替わる。もう少し状況を説明すると、HDDからSSDにクローンだけしてあり、SSDにWindows10のOSをインストールしていないという状態。  え、SSDってクローンだけで使えるんだ……?!と思っただろうか。私も思った。  ま、ちょくちょくSSDとHDDが切り替わるのはきっと良くないことなので、2日目にもう一度パソコンを開けて修正した。  最終的にどうすればとりあえず上手くいったのかという経験だけまとめる。もうちょっと簡略化できるのかもしれないけど。 1.Windows10のインストールメディアをUSBメモリ8GB以上(そっちの方がDVDより速いよ)にインストール。「Windows10のインストールメディア」で検索するべし。 2.一応パソコンの内部においているファイルなどを1で使ったのと別のUSBメモリやハードディスクに一時避難 3.パソコンのカバーを外す。静電気に気をつけて! 4.ケーブル類は邪魔なら適宜外す。刺さる場所はケーブルの形で大体解るはず。心配なら写真を撮りながら進める。 5.(私のhpのパソコンの構造では)HDD→正面の壁一面とDVDのドライバを外す 6.既存のメモリ8GBを外す。空いていたスロット2枚に16GB+16GBそれぞれセット。 7.SSD(M.2)を、SSDとマザーボード(緑の基板)に接続する変換アダプターとくっつける。 8.SSD+変換アダプタをマザーボードの「J41」と書いてあるところにセット。セットするスロットの長さがアダプタより長いので心配になるが大丈夫。 9.全て元の位置に戻し、ケーブルもつなぎ直し、パソコンを起動。NVMeという赤いランプがマザーボードで光っているのが見えればOK。 10.「ディスクの管理」からSSDをフォーマット 11.再起動し、黒い画面のあいだにF10を連打。 12.ブートマネージャーを探し、そこでSSDを選択する。F5とF6の操作で起動の優先順位を決める。 1

既存のHDDを残したまま、SSD&メモリ増設計画①買い物編+組み立て編

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 この文章はたいへんお世話になった価格.comにも掲載することにする。というわけでちょっとよそよそしくなるかもしれない。  それ以上に留意したいのは、この文章がSSDの取り付けを思い立った頃の ド素人の自分 が解るレベル用に書いているということだ。この 実装プロジェクトは「おかしくなったら戻そう、足りない部品があったら買い足そう」くらいの気持ちで臨み、ほんとに情報不足に苦しみながらやり遂げた。まずパソコンの説明書が買ったときからついてなかった。  はじめに状況を説明すると、私がやったのは、hpのメーカー製デスクトップパソコンに、SSDのM.2と16Gのメモリを2枚実装、というもの。 HP Desktop 190-0204jp Ryzen 5/8GB/2TB HDD 価格.com限定モデル https://review.kakaku.com/review/K0001116695/ReviewCD=1299405/#tab  hpの公式ホームページから2020/01/16に注文し、4ヶ月ほど待たされて2020/05/22にようやく納品となった。私は急ぎでなかったので、前のパソコンを使ってつないでいたが、サポートセンターから「発送が遅れておりまして誠に申し訳ありません……」のメールがたびたび届いた。がんばれー、まってるよー、というゆったりした心持ちでいたので大丈夫。  届いてから、コトコトゴロゴロ、HDD(ハードディスク)の音がするのがうるさかったけど、動作はまあ快適。  望んでいたスペックとしては、CLIP STUDIO PAINT EX(略称クリスタ)というイラストソフトで絵を描くことと、一太郎で何百ページもの文章を扱うことだったが、まぁまぁな速度に慣れていて不満は感じていなかった。しかし、クリスタで漫画を扱うとなると、たった8ページでも相当開くのに時間がかかった。そうだ、SSDとメモリを実装しよう。  価格.comの同じ商品を買った先人たちの魔改造録を読みあさった。あの人たちに言わせりゃべつに魔改造の内に入んないのかな。  心強かったのは、 ・メーカーが補償している最大メモリ容量は16Gだが、32Gを実装しても大丈夫だった ・何を買いそろえたか(破格tom様の買い物メモが参考になりました。大変感謝しています。) ・M.2SSDを実装できた!という体験談  である。①

ITよわよわ女子大生のよなよなSSD&メモリ増設計画

 この話はパソコンの苦手な中学生だった私が、文系女子大生になった今、自力でパソコンにSSDとメモリを増設するまでに至った話だ。これはエッセイ編となる。次の話が実践編となるので、具体的な実践編だけ知りたい方はブラウザバックして。ただ、ちょっと暇な人、父親との関係に「若干」悩んでいる人には、読んでいってほしい。  タイトルはふざけて「弱々」と「夜な夜な」のセットでつけてみたが、まぁ実際、私のITセンスはほんとによわよわだった。  家にDSとかWiiとかのゲーム機らしいゲーム機がなく、遊べるゲームはパソコンほぼ1択、小1のときにはタイピングを嫌々教えられて覚えた。  中学生のときに父に初めてintel corei5搭載のパソコンを買って貰い、wacom製の板タブレットbambooCTH-470と付属のペイントソフト5種類でデジタルイラストデビュー。  ここまでの布石があれば、さすがデジタルネイティブ世代、パソコンはきっと楽勝に違いないと思うだろう。全然デビューできなかった。  ペイントソフトのインストールはどうしたらいいのか、アレ急に動作が重くなったぞ、レイヤーの移動はどうやったら……などなど。うちに遊びに来たお絵かき友達が、初めて触るはずの板タブをさらさらと線画を描き始めたのを見て、愕然としたのを覚えている。  初めて触るのがCorel Painter Essentials 4だったのも、今思えば運が悪いと思う。あれなんでレイヤーをドラッグで移動できねぇんだよ。そりゃ中学時代の私も挫けるよ……と同情してしまう。 (もうちょい愚痴を続けると、あれチュートリアルの動画も不親切だしさ。外国人の開発者のおっちゃんがペラペラ喋りながらなんかよくわからないままイラストを完成させていってさ。いいか、初心者は必ずユーザーの多いペイントソフトを選べよ!)  その一方で、高校生の兄は私の買って貰ったのより古いパソコンで、Windowsムービーメーカーを使って自力で動画を一本完成させてしまった。  父は呆れていた。  まぁ、私がチュートリアルの動画も観ずにイラストを描こうとして挫折していたから、それに父は呆れていたのだけど、それにだって先ほどの理由 (クソチュートリアルだったこと) に加え、そもそも「レイヤー」「フォルダ」「保存形式」という知らない単語が多すぎたのに、それをいちいちググって解

文章で人体錬成!

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  明日(いや今日だけど)卒論の構想発表会だというのに、一年ぶりのブログを開いてなんでこんなことしてるんじゃろ。  これには結構複雑な思いがあったのだ。ブログを開いた今も相当筆が重い。音楽を「音が苦」みたいに、今私は文学が「文が苦」になっている。文学……って自分の文章のこと文学って言いたかぁないが。  私は高校時代、LINEのタイムラインを日記代わりにしていた。衝動的にタイムラインを使っていた。今となっては「TwitterじゃなくてLINEのタイムラインとか、信じられない」と大多数の人は思うだろう。身内にしか見せない日記って普通は地獄だと思う。  なんでTwitterじゃなかったのかというと、理由は3つある。  2015年当時Twitterがそこまで中高生に流通していなかったとか、あとはLINE以外のSNSアプリをスマホに入れるという発想がそもそもなかったとかいう「Twitterが遠い存在だった」こと。  あとLINEだと見てくれる人がリアルの友達や先輩であるため、暇つぶしのTwitterと違って日常的な連絡手段であるLINEは「より」見過ごされにくいような実感があった。周りにこういう文章を好んでくれる方が多かったせいもある。  それから、LINEの字数制限のなさと、投稿した後に修正できる機能、これが大変便利だった。  なに、厳密に言えば理由6つじゃんて。たしかに。  閑話休題。日記なんで基本的にとりとめがないけど、最初の方の「文が苦」現象について戻って説明したい。私は「文自体が苦」というより、ソーシャルメディアに出ていくのが怖いというのが本当のところだ。  不特定多数の人に見られる文章というと、たとえ日記なんていうていだって、どうやっても私は気を抜いて書くなんてことできない。文章の言い回し、顔の知らない人に伝わるように、自分の背景を説明すること、すごく気を遣う。神経がすり減る。なのに、どんなに良い文章ができても、私を欲しがってくれる人、認めてくれる人、そういう人が現れる確証がない。  LINEの日記が怖くなかったのは、リアルで会う人なら、日常の私あっての、それに付帯する「私の文章」だったのだ。  でも、こんな、ブログってやつでは、この文章でしか私を見ることができないし、この文章で初めて、読者のなかの「私像」が生まれる。1から自分像を創っていかなきゃならない。まるで